1.4 技術・特長


装置構成

・皮膜を形成し防錆効果を生む技術である。溶射の熱源には直流アークやガス燃焼、プラズマ等複数ある。アーク溶射とは2本の線状金属の間に直流アークを発生させ、この熱で金属を溶かし対象物表面に吹き付ける技術である。均一効果が求められる大面積の防錆皮膜の施工にはアーク溶射が最適である。
・錆の形成は鉄と水分子との接触による。被対象物(鉄)に適正な厚みの金属溶射を施工した場合、水分子のみならず水素分子も通さない皮膜が形成され長期間の防錆効果が維持される。
・重防食塗装を含む従来の塗装による防錆では経年劣化が進み長期的には皮膜が水分子を通すため錆が発生する。これを防ぐためには数年から数十年ごとの塗り替えが必要となる。
塩害や大気汚染など厳しい環境条件に耐える高い耐候性が求められる鋼構造物への防食塗装は、長期的防錆効果を維持する金属溶射に優位性がある。当社が開発した金属溶射機器による「高速アーク溶射工法」は、下地処理した表面を金属溶射により均一な防錆皮膜を形成する防食技術である。